サイトの構成を、事前に決める
ホームページやネットショップを長く続けていると、必ずと言っていいほど起こる問題があります。
- 売りたい商品やアピールしたいコンテンツを、いろんな場所に告知してゴチャゴチャしたサイト。
- 所々リンクが切れて、メンテナンスが行き届いていないサイト。
売りたい!もっと知ってほしい!という気持ちは理解できますが、訪問してくれたユーザーには関係ありません(;´Д`)
なにかを探して検索し訪れたユーザにとっては、邪魔でしかありません。
しっかりと分析し運営している大手サイトを参考にする
楽天市場やヤフーショッピングなどの大手ショッピングモールでは、適当にページを作成しているわけでは無いはずです。
どのコンテンツがクリックされているか?どこにイベント告知すべきで、どこにカテゴリナビゲーションやグローバルメニューを配置するべきか?など、仮説を立ててユーザーの動きを分析し、今の構成になっていると思われます。
2つのショッピングモールの構成
大まかなレイアウトは、下のように3カラム構成になっているかと思います。
ヘッダー | ||
カテゴリ | メインコンテンツ | 会員情報
サブコンテンツ |
フッター |
アマゾンについては1カラム構成となっていて、上部のグローバルメニューの一番左がカテゴリへのリンクメニューになっています。
明確な運用ルールを、事前に決めておく
楽天市場やヤフーショッピングなどのトップページに、いろいろとイベントなどの告知バナーが配置されています。
このバナーがカテゴリの上部に、スクロールしなければならないくらい配置されることがあったとします。
ヘッダー | ||
告知1
告知2 告知3 告知4 告知5 カテゴリ |
メインコンテンツ | 会員情報
サブコンテンツ |
フッター |
訪問したユーザーは、カテゴリが移動することにストレスを感じるはずです。
例えば駅の自動改札でスイカをかざす場所が、昨日の場所から移動したらどう感じますか?
かざしていた場所に告知のビラが貼られていて、本来かざす場所が10cm後方に移動してたら?
ユーザーの操作に関わる部分については、極力変更すべきでないことがわかります。
どの部分がユーザーの操作に関わる部分で、どの部分が告知やコンテンツへの導線にするのかを決める。
トップページに告知するイベントバナーの最大数や掲載期間なども、事前にルール化する。
訪問していただけるユーザーにとって、どこに何があるのかを分かりやすくするためのルールを事前に決めておくことが大切です。