Claris FileMaker
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商用フリーのWindowsとMacで使えるプラグイン

Windowsなら今まで自作プラグインを作成していたのですが、今回Macユーザーから依頼があり探すことに。

ある程度の機能があって、両OSで使えるプラグインとして「BaseElementsPlugin」を見つけました。

BaseElementsPluginの公式サイトはこちら

ライセンス情報を見ると、オープンソースで配布されていて商用も可能。

ソースの改変もできるようです。

BaseElementsPluginのGitHubプロジェクトはこちら

プラグインをインストールする処理を作成

ZIPファイルをダウンロードしてインストールする方法もありますが、今回はダウンロードページに記載されているURLを利用してインストールする処理を作成します。

BaseElementsPluginプラグインのダウンロードページはこちら

URLは、ダウンロードページ内中央あたりに記載があります。

OSを判別する

Get (システムプラットフォーム)を使うことで、WindowsかMac、Linuxの判別が行えます。

Linuxを考慮しないでWindowsとMacのみ動作すると考えた場合は、以下のような条件となります。

オブジェクトフィールドにプラグインを挿入する

データベースにフィールドを作成して、タイプをオブジェクトに設定し、データの格納をグローバル格納とします。

追加したフィールド「Plugin」に、インストールするプラグインを挿入するスクリプトを追記します。

オブジェクトフィールドに挿入したプラグインをインストールする

プラグインをダウンロードし挿入したフィールドを指定して、プラグインのインストールを行います。

すでにプラグインがインストールされている場合の処理を追加

誤って何度もインストールすると無駄ですので、インストールされているか確認する条件を追加します。

またダウンロードしたプラグインがオブジェクトフィールドに挿入されたままでは、ファイル容量が大きくなってしまいます。

ついでに、プラグインがすでにインストール済の場合は、対象フィールドをクリアする処理も追加します。

まとめ

プラグインを利用することでFTPサーバーへファイルアップロードなど、ファイルメーカーだけでは出来ない処理も実装することができます。

今回のファイルメーカープラグインのインストールサンプルは、下のリンクからダウンロードできます。

By にど寝

もともと名古屋でシステムエンジニアをしてましたが、現在は地元に帰省してネットショップの社内システムエンジニアをしてます。  

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